私たちが日々電気を安全に使えるために、電気に関するプロフェッショナルが活躍しています。電気のプロフェッショナルになるための資格をみていきましょう。
発電設備や送電設備といった電気工事の施工計画を作成し、現場での工程管理や品質管理などをする専門家が電気工事施工管理技士です。電気工事の円滑な実施とクオリティーを保つためには、高度な管理技術を持つ電気工事施工管理技士資格は重要視されています。 電気工事施工管理技士一級は、電気関係の資格で一番難易度が高いと言われていて、電気工事に関する高度な応用力を活かして指導監督的業務を行います。施工法の理解・実行、法規の遵守、施工管理・工程管理・品質管理・安全管理など、現場のありとあらゆる管理運営を監督し、すべての分野に精通している必要があります。
技術者として施工管理、機器の管理にあたるなら二級資格が必要になります。電気工事会社のほか、ゼネコンなどの建築関連企業の電気工事施工部門に勤務し技術者として活躍することができます。
電気工事施工管理技士になるには国家試験を受ける必要があり、受験の資格として学歴または資格に加え、一定の実務経験も求められます。個人の履歴によりさまざまな経験年数が必要になりますが、最長条件で15年もの経験を積まねば、受験すらできないという難関な資格です。(二級は比較的に難易度が楽な方だと言われています。)しかし、第一種電気工事士の免状所持者のみ無条件で電気工事施工管理技士試験が受験できます。
このように非常に取得が難しい資格なだけに、電気工事施工管理技士をめざすには基本はきっちり身につけておく必要があります。なるべく短いルートで資格を得るためにも、指定を受けた専門学校などの養成施設で基礎技能を身につけておきましょう。
エネルギー使用の際の合理化や省エネルギー化を推進する専門家がエネルギー管理士です。地球温暖化や省エネ対策が国内外で注目されている今、日本では「エネルギー使用の合理化に関する法律」により、多量のエネルギー(原油3,000キロリットル、電気1,200万キロワット以上)を使用する事業所や工場にエネルギー管理士をおくよう義務づけています。
世界的に温暖化への早急な対策が叫ばれる中、あらゆる企業で産業廃棄物の排出規制や省エネルギーの推進は、今後より厳しく義務化されていくことでしょう。エネルギー管理士の資格を持ち、専門の知識を持っておくことは、現在の環境問題に対する社会的な動きの中で大きな役割を担うと予想されます。エネルギー管理士はますます大きな役割を持つことが想像できる資格です。
エネルギー管理士の資格を得るには2つの方法があります。
1つは国家試験を合格し、1年以上の実務経験を積んだ後、免状を得る方法です。実務経験は合格前のものでも有効です。もう1つは3年以上の実務経験を積み、対象の研修を受ける方法です。修了試験に全科目合格するとエネルギー管理士資格が取得できます。
火災が発生したとき、被害を最小限にとどめるためには、その建物の用途、収容人数などに応じて、警報設備、消火設備、避難設備を設けることが必要です。これらの消防設備の工事や整備、点検を行うのが消防設備士です。消防設備は小規模な建物にも設置されていますので、点検を必要とする対象は多いです。消防設備士の試験では設計や保守といった電気系の問題が幅広く出題され、さらに煙の動きの仕組なども理解しておく必要があります。
消防設備士には点検が行なえる乙種と、点検と工事の両方が行なえる甲種があります。消防用設備等では取り付け後も定期的な点検が義務づけられているので、一度施工すれば継続して仕事を得やすく、独立するにも有利な資格といえるでしょう。
まず国家試験を受け合格をしなければなりません。 甲種消防設備士の受験資格は、「大学、短期大学、専門学校で機械、電気、工業化学、建築に関する学科を修めて卒業した人、または乙種消防設備士免状の交付を受け2年以上消防用設備等の整備の実務経験を有する人」とされています。 乙種消防設備士は誰でも受験できるとされています。
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